地域の力

講演会は盛況だった。
間近で見るカン先生はかなりの美男子でもあった。

キーワードは、「若い力」「ばか力」。

地域が活性化するには若い力が定着しなければならないこと。
そして、何かを一途にやりとおすような馬鹿になれる(良い意味で)突破力が必要だということ。

話しは東京の資本経済の集中に懸念をしめしながら、やはり九州はその眼をアジア、とりわけ韓国に向けるべきである、ということにも言及された。
5000万の韓国マーケットを無視するわけにはいかない。東京でも3000万である。

九州は、やはり一つになって世界にうっていくべきである。

グローバル化が正統的な進化を伴って我々に受容されていくなかで、ではその潮流に埋没しないためには、どこに眼を向けるのか。

地理的な位置関係を俯瞰しても、その結論の一つとしてアジアを志向するのは理にかなっていると思う。


今、私の住む当地は迷走しているのかもしれない。

何が地域の将来にベスト、いやベターな選択なのか。

しかしそれはもっと軽やかに、素早く決断しなければならないことも事実であろう。


昨晩の講演会は極めて有意義な2時間だった。