口頭試問終了・・・

過日、ようやく口頭試問が終了した。

2年間の「研究」成果とは言うものの、副査の先生方は稚拙な文章と門外漢の論旨をご理解いただいた(?)ので御の字である。
ちなみに、情報領域の論文というよりも、社会学系の内容になっている。
というのも、担当教授が次第にそちらへと傾倒されているためなのだが、むしろ行政に身を置く私にとっては、こうした切り口からの地域のあり方の提言が曲がりなりにも出来たことは、教授のおかげだと深〜く思っている。

地域づくり、まちづくりは「情報デザイン」だというテーマは、実は既出の古くて新しいテーマではあるのだが、それで情報化社会の現在における地域のあり方を真剣に住民と一緒になって考えなければならないと力説した。

とはいえ、それが実践としてどこまで出来るのかは未知数であり、同時にそれは自身の実行「力」にかかっていると言える。

論文は終わったが、それはスタートにようやく立ったことになる。

文章を書くという課題については肩の荷が下りたものの、次のステージはより難しいシーンに直面しそうだ。

一つ教授から得たことがある。
「笑顔」でいること。

論文に行き詰まったときも、話しに詰まったときも、どうしようと悩んでいるときも、笑うことで意外に道が開ける。
そして、エイヤっと飛び込んでみること。

やってみて間違っていれば修正すればいいいだけのこと。
やらない後悔よりやって後悔しよう!