組織に望むこと

拙職場での嬉しくない変化が最近多くて辟易している。

昨年度首長が交代したのだが、それから次第に明確なビジョンが見えない政策のループに陥っている。

以前の首長時代は、いわゆる高度成長期等でインフラの整備に一生懸命尽力していくこと(ちなみに拙自治体は、ハコモノはあまりない。下水道や道路に投資することが先代のビジョンだったため。)がまさに「仕事」として住民にも同意が得られていたのである。

また、インフラと同時に力を入れておられたのが、「人を創る」ことだった。

しかし、今、そのベクトルはあさっての方向を向いている。


研修は縮小され、自治体としてのビジョンは不明瞭になり、近隣自治体の合併の動きに鈍感になり、職員は不平不満が鬱積しているようだ。

組織を支えるのは人というインフラであるはずだ。


もっと、人を大事にして欲しい。
そしてやりがいのある仕事を全力で取り組む姿勢をみんなが共有できる組織に変わりたい。

それがひいては住民のため、地域のためになると信じている。


今できることは、そういう思いを暖めておくことかもしれない。

なぜ仕事をしているのか。
自治体の仕事とは何か。
誰のために仕事をし、誰がハッピーになればいいのか。


熟考の時期なのか。