閑話休題
霞ヶ関はちょっとおやすみして。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
昨日、我が研究室の学部3年生が某国営放送の地方特番への収録に行ったようです。
先生もお守りで終日放送局内で鎮座されていたとのこと。
ちなみに、県内主要大学を対象に「風」をテーマとした90秒の作品を創る、というローカル局ならではの番組です。
3年生はかなり議論に議論を重ね、ようやく90秒を作り上げたようでした。先生も、(親バカともおっしゃっておられましたが)「これは優勝だなあ」と思っておられたと。それほどこの作品にエネルギーを費やしたようでした。
私は作品を未見なので、放送当日に拝見することになっています。
結果は、残念ながらおよそ中位くらいで、いわば「可もなく不可もなし」という評価だったとのことです。
各大学の”カラー”がでる作品に仕上がったらしいのですが、我が大学のカラー「生真面目さ」を打ち破るにはいたらなかったようです。
そして、『笑顔』!
これこそが大学生のそこはかとないパワーを感じる源なのですが、我がゼミの映像には笑顔があまりなかった、と他の上位校の作品を見て学生、先生ともに気づいたそうです。
なにげなく創る、いや、一所懸命創ったものにこそ、素の顔が出る、まさに「生真面目さ」が審査員や他大学の学生には「見えた」のでしょう。
真面目さをわかっていて、どう料理するかまで踏み込めればまた違ったテイストの作品になったかもしれません。
上位の大学は笑顔満載だった、と先生も少々うなだれ気味でした。。
ただ、作品をデザインし、創りあげるという過程を経験したことは、きっと入賞以上に得難いものを獲得できたと思います。
放送が楽しみです。