あっとというまに7月

総務省が出したワード・エクセル禁止令は、マスコミがその意図を十分に伝えないまま報道さえたようで、速攻でそうではない発表がされています。

現在、おそらくどこの行政事務所においても当該ソフトが寡占状態にあることは否定できないでしょうし、その牙城を崩すことも容易ではないでしょう。

しかしながら、総務省が言う基準のようなものは、もちろん必要なことでは有ると思いますが、一方で広く浸透している現在のアプリケーションをどう違うものへとスムーズに移行できるかは、かなり重要な課題となるのではないでしょうか。

自治体においても、MS社と同時に、国産の○太郎を平行使用しています。

統一してしまうと、そうではないアプリケーションを使用する機関とのやりとりに支障を来すし、かといって予算の使途も限られたなかでの用途決定自体がかなら狭い選択肢にならざるをえないという現実問題があり、解決は難しそうです。

閑話休題、携帯電話でも端末を替えることなく会社を替えることが可能となる模様です。
こうしたベンダーフリーな環境が媒体問わず広く進んでいけば、そうした話題にも抵抗無く入っていけると思います。

まあ、これはもう少し先になるのでしょうが。