あつい

かつて東京にいたころは、あまり「暑い」と感じることがありませんでした。

もちろん一般的な「熱い」は体感としてあるのですが、郷里の「暑さ」とはまた異なるものだったと記憶しています。

東京では、移動はほとんどメトロやJRといった交通機関を利用します。プラス自分の足です。

そのため、動くことに対する予防策を講じていました。水分補給は当然ですが、替え下着や靴下、汗を拭くウェットティッシュなどです。気の持ちようも少し早めに行動し、汗をひくことを考慮に入れていました。

今は基本的に移動はバイクか車です。まあ、たまには歩くのですが。公共交通機関はほぼ利用しません。兎に角利用できないから、ということもあるのですが。

車社会というのは都市と地方と呼ばれる差にも表れていることは、各所で議論されていることです。特に「田舎」ほど車が無ければ生活ができない状況になっていること。また、効率性を考慮にいれても、都市のような電車網のネットワーク化とそこに連なる商店街といった風情はなく、都市機能はある意味不全に陥っていること。そこで「コンパクトシティ」といった構想も持ち上がっていること。

車は大変便利なものです。

田舎に住む者にとって、まさに切ってもきれない生活媒体でしょう。こうした媒体を生かしつつ、どのようなまちを設計していくのか、大きな俯瞰的視点での思慮が求められています。

車にすぐ乗ってしまうと、「暑い」と感じるまもなくエアコンを入れてしまうのです。。そして職場でも商店でもエアコン。そとで歩くことがまれです。

いかん、いかんなあ。。