組織の停滞

組織の停滞を生む原因は多数あるだろうが、なかでも人員の還流が無い組織は停滞に陥りやすい。
水の流れを見ても明らかである。同じ水はやがて濁り、コケが生え、異臭を放ちだす。

組織の単位は大小様々であるが、拙自治体は小さい。ごく小規模である。そんな狭小な領域で、長年滞留していれば、組織は容易に腐敗する。

トップの役割は何か。組織のアイデンティティは。

不祥事発覚、疑心暗鬼、懐柔。組織の末路はもう視覚可能なのかもしれないが、内発的改革の芽はほぼ無い。

それでも、組織が新しい姿へと脱皮する日を想像して、暗い日々に明るいきざしを見つけながら歩んでいく。

一歩一歩、道のりは遠い。