タイトルのこと

シンビオシスってなんだ?と思われる方もいらっしゃるはずですが、実は私自身、最近この言葉や定義を知って、「これだ!」と感じたので早速使ってみたのです。

シンビオシス(生態学):異なる2種が互いに行動的、あるいは生理的に密接な結びつきを定常的に保っている状態。
シンビオシス(情報学):組織の構成単位が各々自律性を持ち、かつお互いの立場を尊重し、協調してコミュニティを構成している状態。

・・・ということですが、自治体におけるシンビオシスこそ、「人と情報」に置き換えることができるのではないでしょうか。

今、自治体を取り巻く現状は一般論としては「財政難」「人口減少」「地域再生」などでしょう。

しかし、私は情報がもたらす自治体の行方がとても気になります。

情報爆発時代、ユビキタスWeb2.0

民間部門で真剣に取り組まれ、そこには苛烈な競争も生じているのにもかかわらず、自治体の現場は相変わらずのんびりです。

社会の環境や人そのものが情報と切っても切り離せない関係になりつつある今こそ、10年後、50年後の自治体システムを考える絶好の機会にある、と思うのです。