一区切り

私事ながら、3月15日に大学院の学位授与式、つまり卒業式を迎えた。

2年間で自分自身少しは変わったかな、と感慨深げに少々過去を顧みつつ、仕事にこの糧を十分に生かさねばならないな、とようやく思い始めている。


・・・自治体を取り巻く環境は厳しく、しかしやりがいのある状況になっている。

要は色々な事をやろうと思えばやれる状況である、といって良いだろう。


卒業式で、福沢諭吉の「分権論」を学長訓示で拝聴したとき、地方自治の課題が古くて新しい、そして諭吉の時代からどれだけ社会経済が進化しても、なお課題が解決されていない現状を憂えつつ、一方でそうした環境を変える=「Change」するための今を生きることが出来る幸せ(?)に感謝してもいる。

就職超氷河期を経て、今この状況を迎えることは、きっと他の年代では出来ないことだろう。

だから、この感性を生かしつつ、より自治の仕組みが様々なモノや人や情報とシンビオティックに変化する様を創造していきたい。あるいは、そうした営みに身を挺していきたい。



卒業は終わりではない。
始まりである。

4月の新年度はもうすぐだ。

まだまだ自治体シンビオシスにはほど遠い。