現況届け

今、児童手当の現況届け受付の真っ最中である。

行政は基本的に申請主義であるので、届け出や申請書を「持ってきてもらう」。

と、やはり今は「なぜもってこないといけないのか」「電話ではだめなのか」「この添付書類は必要なのか」と様々なご要望を頂く。

まあ、ご時世として行政以外へもニーズの多様化というのは言われていることなので、住民の皆さんのそうした声もごく当然でだろう。

かく言う私も、なんでこんなこと申請しないといけないのか??と思うこともあったりするし、行政以外の多彩なサービスには圧倒され、またそれを享受している。

行政「サービス」と言われて久しいが、そこには顧客主義の浸透は見られない(少なくとも拙職場においては)。
行政の仕事も、もちろん税のマネジメントという新しい視点に立脚点を見いだせば、「サービス」提供主体、客体とも見ることが出来るのだろうが。

しかし、税が法律にいう「義務」である以上、サービスにはほど遠い意識にならざるを得ない気がする。

欲しいと思った商品に、顧客が選択の結果ペイした対価に対するサービスではないはずだ。。

それでも、顧客第一主義や顧客ニーズへの最適化といった課題は行政にも当てはまることが多い。

しかし、悩ましい。

行政とはこれから消滅してしまうことは、無いかもしれないが、行く末は暗雲が立ちこめている(と、ネガティブ思考になっている)。。

ああ。