未来への記憶

「震災のキオクを未来へ」

グーグルの広告です。
が、
この意味はかなり深い意味を見いだせます。
少なくとも被災関係者、復旧復興関係者にとって、今は目の前の目標を黙々終えることが使命だと思いますが、きっと後年、被災前の記憶が多くの人々にとって自らの半生を活かすための物語として必須の情報になると確信しています。

民間企業のグ社がこのような取り組みを行っていることは、行政関係者にとっては、過去(阪神淡路大震災)の経験を活用し、復興を支援するという意味でも遅れをとってはならないことだと思います。

人は場所から離れては生きられないものだと思いますから。

そんな記憶。

忌まわしい記憶、楽しい記憶、全て含めて豊かな地域の記憶です。
未来を描くための過去を大事にする気持ちは、被災し、現実を懸命に生きようとしている人々にとってきっと役に立つはずです。